商品業務(デリバティブ取引)
証券外務員「商品業務(デリバティブ取引)」の問題
デリバティブを用いたリスクヘッジに関する記述として、最も適切なものはどれか。
1輸入企業が将来の円安に備え、対象通貨を売る為替予約を行ってヘッジする。
2債券保有者が金利上昇に備え、金利が上がると価格が上がる債券先物を買い建てる。
3ヘッジ取引では、現物と反対方向ではなく、あえて同方向のポジションを取るのが原則とされている。
4現物株を保有する投資家が下落に備え、株価指数先物を売り建てて損失を相殺する。
5先物でヘッジすると、対象資産の価格変動による損益は完全に倍増する効果を持つ。
正解
4.現物株を保有する投資家が下落に備え、株価指数先物を売り建てて損失を相殺する。
現物株を保有する投資家が株価下落リスクを抑えるには、株価指数先物を『売り建てる』ことで、株価下落時に現物の評価損を先物の利益で相殺できる(売りヘッジ)。以上より、この記述が正しい。
?選択肢ごとの解説
1 ×輸入企業は将来の支払いで外貨が必要なため円安に備えるなら対象通貨を『買う』予約を行う(記述は売りで逆)。
2 ×金利上昇時に債券価格は下落するため、保有者は債券先物を『売り建てて』ヘッジする。
3 ×ヘッジは現物と『反対方向』のポジションで損益を相殺するのが原則である。
4 ○現物株を保有する投資家が株価下落リスクを抑えるには、株価指数先物を『売り建てる』ことで、株価下落時に現物の評価損を先物の利益で相殺できる(売りヘッジ)。以上より、この記述が正しい。
5 ×ヘッジの目的は損益の相殺であり、変動を倍増させるものではない。
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作成・校閲:ukamiru編集部 · 証券外務員 過去問 · gaimuin-1-2-0006
